「お疲れ様ですオンナ」との遭遇

1 名前:人狼教諭 ◆doomsroUk. [2023/03/03(金) 00:56:34]
とあるビルの10階にある、コロナ前から何度も訪問している取引先に行くために、
1階エントランスを抜けてエレベーターホールを歩いていたのである。
目的の取引先に行けるエレベーターホールに向けて歩いていると、
後ろから若い女の声で元気よく
「お疲れ様です!」
と声をかけられた。
2 名前:人狼教諭 ◆doomsroUk. [2023/03/03(金) 01:01:34]
その取引先に「お疲れ様です!」なんて声をかけてくるような若いオンナの知り合いはいないので、
「(え?オレ?オレに言ってるの??)」
と思いキョロキョロしてしまった。
しかし、周囲にはその若い女とオレしかい。
そしてそのオンナは、キョロキョロして黙っているオレに向かって、
怪訝そうな顔をしてもう一度元気よく
「お疲れ様です!」
というのである。
3 名前:人狼教諭 ◆doomsroUk. [2023/03/03(金) 01:05:21]
こうなるともう、完全にオレに向けて言っている。
仕方なくオレは
「お、お疲れ様です、、、」
と返したのだが、
そのオンナはオレの目的の取引先のある階には行かないエレベーターホールへと
去っていったのである。
4 名前:人狼教諭 ◆doomsroUk. [2023/03/03(金) 01:08:13]
つまり、明らかにオレの取引先の関係者ではなく、
オレが顔を忘れている知り合いではないのである。
そもそもそのビルに若いオンナ
(ちなみに小柄で茶髪、マスク越しにも結構可愛かった)
などいるはずがないのである。
5 名前:人狼教諭 ◆doomsroUk. [2023/03/03(金) 01:11:44]
「(こ、怖〜〜〜、、、)」
「(な、なんだろう、、、誰かと間違えてるのか、、、)」
「(それとも誰にでも(知らないオッサにすら)挨拶するタイプのオンナなのか、、、)」
「(それともそれとも14階から上には「挨拶教」の教団施設があるのか、、、)」
などと考えて怯えているうちにオレは目的の取引先についたのである。
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