【ｼﾘｰｽﾞ地方文化を探る】その１　じゃんけんトーナメントについて

1 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:11:02]

まあ、テレビのバラエティ番組を見ていたのね。
で、アイドルが６人位会議室に集められて、なんか反省会する、と。
前提として、この、アイドルというのが、全員関西人である、と
（平たく言えばNMB48です）。
で、番組側から彼女たちにケーキがプレゼントされるのね。
小さい一人用のケーキが数種類。
反省会はコレを食べながらでいいよ、と。

2 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:14:22]

で、彼女たちは、じゃんけんをして、買った者から好きなケーキを取っていこう、と。
そういう訳で、6人全員でじゃんけんをするわけです。
最初2・3回アイコが続きますが、やがて決着が付く。
四人勝って二人が負け、と。
コレを便宜上、一回戦と名づけます。

3 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:17:08]

当然のことですが、二回戦は一回戦で勝った四人で行われます。
二回戦はあっさり勝負がついて、一人が勝ち抜け、好きなケーキを取ります。
ここまでは、まあ、いいです。
人狼さんも何の疑問もなく、見てました。
ところが、次に彼女たちの取った行動に、
人狼さんはハタと膝を打つことになります。

4 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:20:12]

三回戦は、なんと、一回戦で勝って、二回戦に負けた三人で行われるのです。
「あたりまえじゃん」と思うヒトもいるでしょうが（そのほうが多いかもしれない）、
人狼さんはココで目を剥きました。
何だコレは、と。
人狼さんは、１位が決まった後、もう一度残る全員である五人で最初から勝負する、
と思っていたのです。

5 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:25:36]

そんな人狼さんの驚愕をよそに、彼女たちはどんどん勝負を進めます。
三回戦は、二人勝って一人負けました。
三回戦で勝った二人で行われた四回戦の勝者が二位となり、ケーキを取ります。
ココでさらに驚くべき展開が待っています。
イヤ、三回戦の展開からすれば、当然予想されるべきことでした。

6 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:30:21]

次に、彼女たちにとっては当然のように、四回戦の敗者がケーキを選び、
次に三回戦の敗者がケーキを選んだのです。
なんと合理的な態度でしょう。
もう、ココまでくれば、五回戦は一回戦の敗者二人で行わざるを得ません。
こうして、彼女たちのじゃんけんトーナメントは終わったのでした。

7 名前：人狼教諭 ◆doomsroUk. [2014/08/25(月) 19:32:53]

人狼さんはなんとなく、その都度残った全員で勝負をして、
1位を決めると思っていたのね。
でも、彼女たちはそうしない、と。
コレは一体どういうことだ、と。