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31:人狼教諭 ◆doomsroUk. 22/7/2 21:12:51
https://www.youtube.com/watch?v=oEGL7j2LN84
プログレッシヴ・ロック繋がりでもうひとり(人狼さんにとってプログレッシヴ・ロックとはキング・クリムゾンとピンク・フロイドのことである)。
天才カリスマギタリストにしてボーカリスだったシド・バレットがおクスリのやり過ぎでバンド活動を続けられなくなったために、
急遽招集されたギタリストであるデヴィッド・ギルモアは、当初大したことないガッカリメンバーとして認識されていたような気がする。
シド・バレットを欠いたあと、音楽性を模索し続け、実験音楽の沼にはまり込んでいた
(それはそれで評価されていたが。確か、段下の誰かが「映画音楽みたい」と言っていた記憶がある)
バンドが、突如、ロジャー・ウォーターズのコンセプトのもと、ロックっぽいサウンドに回帰した傑作アルバム『狂気』で、
実はとんでもない表現力を持ったギタリストであることが判明する。
もともと彼はブルーススピリットの持ち主で、実験音楽期にはその資質がはまらなかったのだが、
ロックサウンドに回帰したことで才能が開花したのだと人狼さんは思っている。
その『狂気』に収められたこの曲のギターソロなど、最初聴いたときあまりのブルースっぽさにホレボレした。
その後、コンセプトメーカーだったロジャー・ウォーターズが脱退したあと、
ピンク・フロイドはデヴィッド・ギルモアのギターを聴くためのバンドになったと言っていいだろう。
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