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121: 11/4/16 18:17:17
原発推進学者が次々懺悔 「国民に深く陳謝する」
東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の
歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。
特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら
原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。
「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、
大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ
事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも
受け取れる発言だ。
2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、
これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっている
ことについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、
みんな持っていると思う」と心境を明かした。
田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、
黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。
学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や
会見が、事故の深刻さを物語っている。
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