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197: 11/2/19 18:30:16
京都市北区のマンションで12日夜、カセットこんろ用のガスボンベが爆発し、部屋の壁が崩落した事故で、
住人の男性(35)はガスの出量を高めるためボンベを湯であたためていたことが北署への取材で分かった。
残り少なくなったガスを使い切るため、ボンベを加熱する方法はインターネットなどで紹介されているが、
消防など関係機関は「危険性が高く、絶対にやめて」と注意を呼び掛けている。
北署によると、室内から破裂したボンベ2本が見つかった。
男性はガスストーブの燃料として使うボンベを別の石油ストーブの上に置いた鍋で湯せんしていた。
「火力を高めるために温めた」と話しているという。1時間近く加熱したことでこの2本が爆発したと北署はみている。
男性は軽いやけどだったが、爆発の衝撃はすさまじく、厚さ10センチ以上ある部屋北側の壁一面が爆風で吹き飛んだ。
ボンベメーカーなどでつくる日本ガス石油機器工業会(東京)によると、ボンベは使用のたびに中の液化石油ガスが冷えて気化しにくくなり、
ガス出量が低下して火力が落ちる。インターネットには対策としてボンベをライターであぶったり、
湯せんしたりする方法が数多く紹介されているが、工業会は「絶対にやめてほしい」と警告する。
独立行政法人「製品評価技術基盤機構」の調べではカセットボンベを直接加熱して起きた爆発事故は2008年4月以降、
全国で29件起きている。京都市でもボンベに熱が伝わって爆発する事故が毎年数件発生している。
市消防局は「電気こんろの上や暖房器具のそばにボンベは置かず、取り扱いに注意を払ってほしい」と話す。
ソース 京都新聞 2月18日(金)23時39分配信
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画像 吹き飛んだマンション
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