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375:汎用みか型決戦兵器 ◆vuBlG/MIKA 10/5/24 11:32:06
前提4 EP2に限り、霧江と楼座は他の親族にナイショである連帯を組んでいる。
それは「金蔵の愛人の隠し子らしき謎の人物ベアトリーチェが親族会議当日に
突如現れた」という演出を行なうこと。
この二人が連帯を組む可能性についてはEP1から示されており
(幼い娘をもつ母親どうし云々、銀座の名店が云々)ノックスにも違反しない。
→この工作を仮に以後「ベアト様降臨魔法2」と呼称する。
楼座は「九羽鳥庵のベアトリーチェ」の死亡に臨んでおり、現在の島内で
ベアトリーチェなる人物が存在することは信用していない。
また、蔵臼らから「金蔵蘇生魔法」の正体を打ち明けられている。
その結果、使用人たちによる「ベアト様降臨魔法1」の内実が「金蔵蘇生魔法」
同様の、演出によって不在人物の実在を見せかけるものであることを見抜いている。
この2点を霧江に打ち明け相談。
霧江は島内での生活経験がなく、ベアトリーチェに対してあまり恐怖心や畏敬の念を持たない。
従って、直系の親族以上の冷徹さでこの事実を利用することを考える。
そこで、彼ら使用人を抱きこみ「親族会議にベアトリーチェが現れた」という
演出を手伝わせることを提案。
「ベアト様降臨魔法2」は楼座、霧江、片翼の使用人らで行なわれている。
目的は蔵臼に揺さぶりをかけること。
ベアトリーチェが現れたとなれば、ヒキコモリの金蔵がまだ生きていれば
当然なんらかのリアクションがあるはず。ベアトリーチェが来訪したにも
かかわらず、金蔵からなんらリアクションが無い場合、金蔵は既に死亡
しているのではないか、と蔵臼に詰め寄ることが出来る。
(もちろん、金蔵が実際は死亡していることは、楼座が霧江に言っていない)
また蔵臼があくまで金蔵の生存を主張するにせよ、あるいは金蔵の死亡を認めるにせよ
遺産に関しての新たな敵「ベアトリーチェ」に対して
何らかの(金銭的な)結束と妥協を蔵臼側から引き出すことができるかもしれない。
(これは楼座にもメリットになる)
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