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336:汎用みか型決戦兵器 ◆vuBlG/MIKA 10/4/24 19:8:50
★大前提として、EPごとに犯人は別である(と仮定する)。
EP2内の楼座のセリフとして途中でヒントとして示されるように、EP2は
「戦人の見ていないことは『全て』ウソ、魔法、幻想、過剰演出」というスタイルで
だからこそ「難易度は極上」と書かれている。
魔法演出は何もかもウソ。戦人が見ていないところでこんなことがあった、と
上位ベアトが読み聞かせているに過ぎない。
では終盤、戦人自身が、金蔵とチェスをするベアトを見たり山羊に食われたりするシーンは
何なのか?という疑問が当然出てくるが、よく読むとそのシーンの直前で
1. 戦人は精神的に屈服し、ベアトの存在を認めてしまっている
2. 一人で飲んだくれている
という、夢・妄想・幻覚を見るにたる十分な条件をそろえている。
従って、戦人が飲んだくれ源次が呼びに来るところから先は全て幻想。
では実際にはどういう事件だったのか。
蔵臼たちは金蔵の死を隠すために様々な「魔法」(演出)を駆使し
さも金蔵が生きているかのように振舞っている。これはEP5で明かされたとおりである。
加担しているのは蔵臼、夏妃、源次、熊沢、紗音、嘉音、南條。
金蔵の死後、二度目の親族会議を、前年と同様の「魔法」で乗り切れないのではと
危惧した蔵臼サイドが、楼座の抱きこみを模索。これがEP2の核である。
金蔵が実は死んでいること、それを隠していること、この隠蔽に加担すれば
それなりの見返りがあることを示された楼座は、蔵臼の側につく。
楼座もまた「金蔵が生きている」と見せかける側についているのは
EP2中盤で源次と紗音を従えた楼座が「二人は金蔵の書斎にいた」「紗音が筆耕をしていた」
等の証言を一も二もなく事実として保証することからもわかる。
楼座は初めから金蔵の死を知っていて、かつそれを隠す側にいる。
戦人はもちろんそんなことを知らない。
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