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676: 09/3/17 12:33:06
ＳＭＡＰの香取慎吾（３２）が、来年公開予定の映画「座頭市 ＴＨＥ ＬＡＳＴ」（阪本順治監督）
で主人公・市を演じることが１６日、分かった。勝新太郎さん（享年６５）の当たり役であまりに
も有名な盲目の侠客。速く激しい殺陣シーンが見せ場だが、昨年６月からけいこに入っており
「気合十分すぎるほど十分」。来年のカンヌ国際映画祭出品も視野に、香取が世界に斬り込む！！
「ビックリしました。勝新太郎さんが演じた偉大な役『座頭市』に挑戦できるという喜びが大きい
です」と香取。並々ならぬ決意で、昭和の名優の当たり役に挑む。勝さんを代表する名作シリ
ーズで、北野武監督（６２）も映画化している「座頭市」。副題が「ＴＨＥ ＬＡＳＴ」とあるように、
配給の東宝によると「座頭市の映画化は今回が最後」。最後の市を、香取が演じることになる。
今月１５日に山形・庄内の広大なオープンセットでクランクインしたばかり。撮影初日に香取は
「今日から僕は『市』になります。初日ながら座頭市の最後を締めくくれる気がした」。自信満々
にコメントした。
準備は万端。昨年６月から殺陣のけいこに入っていた。市といえば仕込みづえによる素早い
居合斬り。阪本順治監督（５０）はつえの演技に慣れさせるため事前につえを香取に渡していた。
「監督とは昨年６月から何度も話をさせていただいたので、バッチリです！」と阪本監督との初
タッグに燃える香取。阪本監督も初日撮影で「『市のあり方』が演技に現れていた」。手応えを
つかんでいるようだ。さらに“世界”も視野に入れている。フランスの映画配給会社が一部出資
を決定。東宝によると来年のカンヌ国際映画祭出品も目指すという。
「勢いのある日本映画の代表となる、大作の予感がします」と製作のフジテレビ映画事業局長、
亀山千広プロデューサー（５２）。香取は「最高の座頭市を作ります」。オスカーを獲得した「おく
りびと」に続き、世界を感動させる！！
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