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854: 09/2/23 19:35:35
マンガンには、しばらく休ませると電力が復活するという長所がある一方、
容量は少なく、大電流を取り出すと短時間で消耗してしまいまうという欠点があります。
アルカリは、マンガンよりも容量が大きく長持ちで、大電流を取り出せますが、
使っていない時にも内部の物質が反応して消耗してしまいます(これを、自己放電と呼びます)。
アルカリ乾電池には使用期限が明記されているのもこのためです。
乾電池を上手に使うには、乾電池の特性を知ったうえで、
利用する電気機器に合った乾電池を選択するべきなのです。
例えば、懐中電灯や携帯ラジオなど、使用時間が比較的短くあまり頻繁に利用しないもの、
目覚まし時計やリモコンなどの低消費電力で動作するものでは、
マンガンの利用が適しています。
それに対し、モーターで動くラジコンなどのおもちゃや携帯ゲーム機、
ポータブルオーディオ機器、カメラ用のストロボなど、
比較的大きな電力が必要な電気機器では、アルカリの利用が適しています。
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