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420:に 08/12/2 19:25:56
まるで海流を行く鰯の群れのように、ベルトコンベアに乗ってとめどなく流れ来る無数の棒。
それらは筆記のための機能をすでに備えているが、「ボールペン」と呼ぶには至らない。
我々がその内の一本を手に取り、熟練の技により仕上げの"封"をすることによって
その棒は初めて「ボールペン」としての価値を生み、光り輝くのである。
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